SPWForm は、WordPress サイトに合わせて柔軟に組めるメールフォームプラグインです。シンプルなお問い合わせフォームはもちろん、確認画面付きの申込フォームや、添付ファイル付きの受付フォームまで、必要な流れを無理なく組み立てられます。
フォームを設置したあとに困りがちな「確認画面を入れたい」「自動返信と管理者通知を分けたい」「入力チェックを細かく設定したい」「見た目も整えたい」といった実務面まで、1 つのフォーム設定の中でまとめて管理できるのが SPWForm の強みです。
SPWForm が向いているケース
- まずは堅実に使える問い合わせフォームを導入したい
- 確認画面付きで、送信ミスを減らしたい
- 自動返信メールと管理者通知メールをきちんと分けて運用したい
- 添付ファイル付きの受付フォームを設置したい
- テーマ全体を大きく触らずに、フォームの見た目も整えたい
主な特徴
- テキスト、メール、textarea、radio、checkbox、select、hidden、ファイル添付など、基本的な入力要素をショートコードで構成できます。
- 確認ボタンに対応しており、入力画面、確認画面、送信完了画面を分けたフォーム運用ができます。
- 必須チェック、メール形式、同一値確認、かな系入力など、フォームごとにバリデーションルールを設定できます。
- ユーザー向け自動返信メールと管理者向け通知メールを個別に設定でき、件名・本文・差出人名・Reply-To・CC・BCC まで調整できます。
- 添付ファイルに対応しており、許可拡張子の指定や送信後の一時ファイル整理まで考慮されています。
- フォーム単位でカスタム CSS を持てるため、テーマに大きく手を入れずに見た目を整えられます。
- 初期状態でサンプルフォームを用意でき、既存フォームからデフォルト設定を書き出して再利用することもできます。
導入メリット
- フォーム部品の自由度が高く、サイトの目的に合わせて必要な項目だけを組めます。
- 確認画面やメール設定まで一体で管理できるため、問い合わせ導線を作りやすくなります。
- フォームごとに見た目を調整できるため、既存テーマになじませやすい設計です。
- サンプルフォームを起点にできるので、ゼロから組むより短時間で立ち上げやすくなります。
仕様のポイント
- フォーム本体は専用投稿で管理し、呼び出しは shortcode で行います。
- 確認 URL と完了 URL を分けて持てるため、フォームの流れをページ単位で構成できます。
- メール本文では、入力値をプレースホルダーで差し込めます。
- フォームごとに保存された設定をもとに、入力欄、バリデーション、メール送信、完了表示まで一連で処理します。
初見の方向けの見どころ
SPWForm は、単なるフォーム出力プラグインではなく、実際の運用で必要になる確認画面、返信メール、通知メール、添付、見た目調整までをひと通り揃えたい方に向いた構成です。特に「最低限では足りないが、過剰に重いフォームシステムも避けたい」という場面で扱いやすいバランスを狙っています。
SPWForm は、通常の WordPress プラグインと同じ手順で導入できます。インストール後は、フォーム本体の作成、表示ページの用意、ショートコードの設置、メール設定の確認という流れで使い始めます。
インストール手順
- 管理画面の「プラグイン」から ZIP ファイルをアップロードし、SPWForm を有効化します。
- 初回有効化時、フォーム投稿がまだ 1 件もない場合は、サンプルフォームが自動で作成されます。
- 管理画面に追加される SPWForm のフォーム編集画面で、入力項目、バリデーション、メール文面を設定します。
- フォームを表示する固定ページを作成し、発行された shortcode を貼り付けます。
- 確認画面を使う場合は、入力ページとは別に確認ページと完了ページも用意し、それぞれの URL をフォーム設定に登録します。
- 実際に送信テストを行い、自動返信メール、管理者通知メール、添付ファイル送信の挙動を確認してください。
基本的な使い始め方
- まずは自動生成されたサンプルフォームをベースに調整すると、全体の仕組みを把握しやすくなります。
- 確認画面を使わない場合は、表示ページだけでも運用できます。
- 確認画面を使う場合は、入力 URL、確認 URL、完了 URL を混同しないように分けて設定してください。
- メール本文の差し込みや返信先の設定は、実送信前に必ずテストしてください。
設置時のポイント
- ショートコードはフォームごとに発行されるため、複数フォームを個別ページで運用できます。
- フォームの見た目は、フォームごとのカスタム CSS で調整できます。
- 添付ファイルを使う場合は、許可拡張子とファイルサイズ、送信環境の制限も確認してください。
- メールが届かない場合は、WordPress 側のメール設定やサーバーの送信設定もあわせて見直してください。
変更履歴
ver 0.2.5(2026-05-16)
- 添付ファイルの一時トークン復元時のパス検証を強化し、一時ディレクトリ外のファイル参照を防ぐようにしました。
- 添付ファイルの一時トークンに署名検証を追加し、transient データの改ざん検知を強化しました。
- フォームURLの末尾スラッシュ判定でリクエストURIの扱いを正規化しました。
- 旧メタデータ移行時の値コピー処理を見直し、復元済みのメタ値を重ねて復元しないようにしました。
ver 0.2.4(2026-05-14)
- POST によるフォーム初期値連携向けに、nonce とは別系統の署名検証を追加し、正当な初期値リクエストだけを受け付けるよう強化。
- 確認画面表示・送信処理の直前に
spwf/hidden_fields/spwf/submission_dataフィルターを追加。表示制御とデータ加工を外部から行えるよう拡張。 - PRO Add-on と連携するバリデーションメッセージカスタマイズ用フック(
apply_filters('spwf_validation_message', ...)など)を追加。 - 「一致する項目」バリデーションのエラーメッセージを「入力内容が一致していません。」に改善。
value="{spwp:*}"を使ったフィールドで、バリデーションエラー後に変数トークンがそのまま表示されるバグを修正。- 管理画面の注記、更新通知、メール送信エラー案内の一部文言を翻訳ファイル経由に整理し、日英表示の管理を統一。
ver 0.2.3.2(2026-05-12)
- メール設定の送信元メールアドレスで、入力した有効な独自アドレスがサイト既定値に上書きされる問題を修正。
- 既存フォームの送信元メールアドレス移行処理で、独自設定済みのアドレスを保持するよう調整。
- 自動返信先メールアドレスと管理者通知 Reply-To のプレースホルダ表記を
{mail}から{email}に統一。デフォルト値・注意書き・翻訳ファイルを合わせて更新。
ver 0.2.3.1(2026-05-11)
- 確認画面ありフローで選択肢の表示名がメール本文に正しく反映されない問題を修正。自由入力欄の値に含まれる
:を値:ラベルの区切りと誤認していた処理を修正。
0.2.3(2026-05-10)
- 完了画面でメール送信エラーが発生した場合の表示を改善し、背景色に左右されず読みやすく表示されるようにしました。
- 新規インストール時に作成されるデフォルトサンプルフォームを日本語版と英語版に分離し、サイトの言語に応じたサンプルを自動作成するようにしました。
- デフォルトサンプルフォームの添付ファイル欄と、完了画面の「フォームトップへ」リンク周辺の表示を調整しました。
ver 0.2.2(2026-05-09)
- 新規インストール時のデフォルトサンプルフォームの文面、メール件名、送信者名、CSSを調整し、サイト情報に応じた初期内容になるようにしました。
- 管理画面での編集・保存、JSONインポート、メール送信時に、サイト送信元メールアドレスと管理者メールアドレスの初期プレースホルダーが保持されるようにしました。
- 完了画面のフォームトップURL用プレースホルダーを正規化し、デフォルトJSONから新しいフォームを作成する時だけ実際のフォームIDへ置換するようにしました。
ver 0.2.1(2026-05-09)
- ステップURLを分けているフォームで、確認ボタン押下時または確認画面なしフォームの送信時の入力エラーは入力画面URLへ戻り、入力値とエラー表示を復元するよう改善。
- 完了画面内で
[spw_form_{spw_form_id}_home_url]を使った場合、現在のフォームIDに応じた入力URLへ展開するよう追加。 - メール設定の初期値を見直し、自動返信の返信先と管理者通知の宛先に管理者メールアドレスを使うよう変更。
- ステップURLの入力URL欄に入力例を表示し、管理画面のプレースホルダー文字色を薄く調整。
- 通常の管理画面に出していた更新通知を抑制し、プラグイン一覧の更新行に表示を集約。
- ファイル項目の確認画面表示で、ファイル名部分の CSS クラスを
spwf-file-nameに統一。
ver 0.2
- ステップURLで設定された確認画面URLと完了画面URLに、既定で
noindex, followを出力するように変更。 - フォームごとに、確認画面・完了画面を検索結果へ表示させない設定を切り替えられるように追加。
- バリデーションエラー時に出力される通知テキストの CSS クラスを
spwf-noticeに統一。 - 送信完了時の表示内容を管理画面送信時に base64 化し、WAF による保存ブロックを避けるよう改善。
ver 0.1.6
- 選択肢の値に
:や,を含められるよう、エスケープ記法に対応。 - フォーム出力の既定CSSクラスをハイフン形式へ統一。
- メール From アドレスの初期値と案内文を、SPF/DKIM/DMARC を意識した内容へ改善。
- SPWForm Pro / SPWFormTemplates の案内メタボックスを追加。
- デフォルトサンプルフォームを複製して編集できるように改善。
ver 0.1.5
spwf_selectを既定で.spwf_selectラッパー付き出力に変更し、従来どおりラッパーなしにしたい場合はnowrapを使えるように調整。- 管理画面とフロント側のフォーム用ラッパークラスを、小文字のハイフン区切り名へ整理。
- 確認画面のボタン系ショートコードで、
class、id、styleなどの安全な HTML 属性を保持して出力するように改善。
ver 0.1.4.1(2026-04-17)
- 確認画面への遷移処理を AMA 側の復帰処理に合わせて調整。
- 別 URL の確認画面で送信時バリデーションに失敗した場合も、入力値とエラー表示を保持できるように改善。
- select、radio、checkbox の `value:label` 形式の選択肢で、確認画面に正しいラベルが表示されるように修正。
ver 0.1.4(2026-04-13)
- フォーム投稿タイプのラベルと管理画面の補助文を、日本語でより自然に見えるように調整。
- 通知メール設定のメタボックス名を「Settings / 設定」から「Mail Settings / メール設定」に変更。
- 完了メッセージで HTML 入力は HTML のまま表示し、通常テキストは改行を `<br>` に変換するように改善。
- 文字種バリデーションで「半角数字」「半角英数字」「ひらがな」「カタカナ」の組み合わせを OR 条件として扱うように変更。
- 管理画面のバリデーション項目名を、より分かりやすい日本語表記に調整。
ver 0.1.3.2(2026-04-10)
- 日本向けの電話番号バリデーションで、ハイフンあり・なしの 10 桁/11 桁の国内番号を受け付けるように修正。
- 確認画面・完了画面の処理で `Undefined variable $content_length` 警告が出る場合がある問題を修正。
- PHP 8.2 で発生する内部ヘルパーの引数順に関する非推奨通知を修正。
ver 0.1.3.1(2026-04-09)
- 軽微な修正を反映。
ver 0.1.3(2026-04-03)
- WordPress 管理画面の自動更新通知 UI を日本語化。
- 更新通知のリンク先を `studio.squareman.net` の現在の商品ページに変更。
ver 0.1.2(2026-04-03)
- `spwf/form/field_options` フックを追加し、select、radio、checkbox の選択肢を表示前に動的に差し替えられるように変更。
- `spw-form-dev` 経由で JSON をインポートする際、`{site_name}` をインポート先サイト名に置換するように変更。
- `{spwp:name}` などの実行時トークンが空文字に解決される場合、フォーム入力内にそのまま残らないように修正。
- 日本語バリデーションルールを日本語以外のロケールで使用した際に、確認画面で fatal error が発生する問題を修正。
ver 0.1.1(2026-04-03)
- ver 0.1.0 以降の各種機能追加・更新を反映。
ver 0.1.0(2026-04-17)
- 初回版をリリース。
- 日本人向け簡易スパム対策 1 を追加。
- 日本人向け簡易スパム対策 2 を追加。